三浦半島お散歩「小網代の森」を歩こう!森林、湿地、干潟、海が広がる大自然を気軽に堪能!
三浦半島の先端には、「小網代の森(こあじろのもり)」という、約70ヘクタールの大きな森があります。
森林、湿地、干潟及び海が広がるこの森には多くの動植物が生息しております。
2014年7月に一般開放され、歩きやすい綺麗な歩道が整備されています。
小網代の森の魅力は、「広大な緑」ですが、混雑しておらず静か、アクセスがしやすいといった点も大変魅力的です。
小網代の森を歩く
引橋入口(後述)から入ると、早速沢山の木々が見えてきます。
木を見ればリスが走り回っており、鳥のさえずりも聞こえてきます。広大な自然を都心から1時間ちょっとで浴びられるのは贅沢で良いですね!
整備された綺麗な階段を降りていくと、自然林のエリアになっていきます。
その後、次第に綺麗な湿地が見えてきます。湿地でも道が綺麗に整備されているので助かります。
それから次第に森が開けてきます。
ススキがたくさん生えています。3月だったのでそんなに魅力的ではありませんでしたが、夏〜秋の時期は間違いなく綺麗でしょう。
開けた場所にやなぎテラスとえのきテラスがあります。やなぎテラスはただの広いスペースですが、人が少ないので小さめのレジャーシートを敷いて飲み物やおにぎりをいただいても良いでしょう。
えのきテラスは座れるようになっています。
えのきテラスの先では、干潟を歩ける場所があります。干潟には沢山のヤドカリや小さなカニがいますので、踏まないように気をつけましょう!
カニは本当に小さくて、よ〜く目を凝らさないと見つけられません!
それにしても、一ヶ所の森で森林、湿地、干潟、海を楽しめるような場所は珍しいです。これは関東地方で唯一の自然環境と言われているようです。
歩いていてとっても楽しかったです!
小網代の森へ行く時の注意点
トイレは無いので済ませてから行きましょう
自然をしっかり残している森なので自販機はありません。飲み物や食べ物は事前に買いましょう。
かなり歩きます。歩きやすい道ではありますが、距離は2km以上ありますし、アップダウンもあるので、歩きやすい格好で行きましょう。
私が訪れたのは3月だったので虫は気になりませんでしたが、夏は虫やヘビなどに注意が必要なようです。
小網代の森へのアクセス
引橋入口から入るのがオススメです。
三崎口駅、または三浦海岸駅からバスに乗ってバス停「引橋」で下車して5分ほど歩くと引橋入口に到着します。
三浦海岸駅からは海30(「三崎東岡」行き)または海31(「三崎港」行き)に乗車してください。海35も「三崎東岡」行きですが、引橋を経由しません。
※三崎東岡は三崎港の一つ手前のバス停です。
帰りは、「宮ノ前峠入口」から出て、バス停「シーボニア入口」からバスに乗るのがオススメです。
シーボニア入口からだと、殆どのバスは三崎口駅行き(三4)ですので、三崎港に行きたい場合はバス停「油壺入口」で乗り換えです。
運良く東16(「城ヶ島」行き)が来た場合は、三崎港まで行けます。
東17が来た場合は、三崎東岡が終点ですので、少し歩く必要があります。
以下はバス停「シーボニア入口」の東16, 東17の時刻表です。1日にそれぞれ4〜5本しかないので、乗れたらラッキーですね。基本的には三崎口駅行きが来ると思っていたほうが良いでしょう。
「みさきまぐろきっぷ」があればバスは乗り放題なので、ぜひ上手にバスを活用しましょう!
最後に
これからも小網代の森がずっと綺麗な森でいられるように、マナー良く観光したいですね。
アクティブで自然が好きな方は、三浦半島観光で小網代の森を散歩してみてはいかがでしょうか!
三浦の豊かな自然を楽しむ場所としては、城ヶ島もオススメです!
2〜3月は河津桜が見頃になります!