PCX150(KF18)のオイル交換方法!準備するものと初期費用も紹介!
PCX150(KF18)はある程度の距離を走行すると、オイル交換のマークが表示されます(OIL CHANGEと表示されます。)
これはあくまで目安値ですが、最近オイル交換してないな、と思ったらオイル交換を行いましょう。
オイル交換はバイク屋でもお願いできますが、自分でやる方が安価で、オイルにこだわることもできるのでオススメです。
あと、なんと言ってもバイクに触れていると、そのバイクにより愛着が湧いてくるので幸せです!(笑)
初心者でもできるので是非やってみましょう!
オイル交換をするにあたり、以下のサイトが大変参考になりました。
こちらの記事の方のPCXはKF56なので、2014年以降発売のPCX125ですが、私のPCX150(KF18)と基本的に何も変わりませんので最良情報でした。
PCX(JF56)簡単に自分できるオイル交換 - Surilog
オイル交換の流れ
オイル交換はざっくりと以下の流れで行います。
オイル交換のための準備
ドレンボルトを外してオイルを出す
キャップを外してオイルを注入する
後片付け(古いオイルの後始末など)
つまりは古いのを出して新しいのを入れるってことですね。
ドレンボルトというのは、オイルが出る部分に付いているボルトのことです。(drain = 排水する, 排出させる)
準備するもの
準備するものはいくつかあります。多くは二回目以降も使用できるので、初期費用はそこそこですが、二回目以降は安いです。(記述している値段は私が購入した費用です)
オイル(写真だとULTRA S9 10W-30。普通はPCXだとE1が指定されています。)1,777円
オイル受け皿(写真だとポイパック。但しこの商品はPCXにはよくありませんでした。後述します。)166円
ブレーキパーツクリーナー 349円
ドレンワッシャーM12 10個で770円(すなわち1回あたり77円)
オイルジョッキ 489円
手袋(写真だとゴム手袋。エンボス手袋とかでもOK) 98円
ソケットレンチ12mm(工具セットを買っておけば楽) 3,000円
段ボール(オイルを地面にかけないようにするため)
ポイパック(オイル受け皿)は、ただ紙が入っているだけです。
オイル交換のやり方
1. ドレンボルトを外す
「ドレンボルト」は排気管の近くにあります。バイクの下側にあるので、少し覗きこまないとわからないかもしれません。
ドレンボルトはそこまで硬くないので、「ソケットレンチ」を使って割と簡単に外せます。
ソケットレンチでボルトを緩めたら、最後は手で外します。この時に、火傷や汚れ防止のために必ず「手袋」をしてください。
また、排気管などが近いので、走った後に少し時間をおいてから作業する方が良いです。
(温かい時にやれと書いてあるWebページもありますが、私は安全第一だと思います。)
外す時に、オイルを受けるために「受け皿」を下に置いてください。
2. オイルをしっかりと受け皿に落とす
受け皿にしっかりとオイルを落とせないと、周りに撒き散らしてしまう可能性があります。
それを避けるためにしっかりと構えることは勿論ですが、受け皿の更に大きめの「段ボール」を敷いておくのがオススメです。
オイルを撒き散らさないのが理想ですが、私のように慣れていないと不安なので、しっかりと予防します。
また、受け皿は高さが低い物を選ぶべきです。背の高いものだと、ドレンボルトの下に置けません。
今回選んだ「ポイパック」は、背が高く、PCXには適していませんでした。なので複数枚のビニール袋と紙のみで対処しました。
3. オイルが全部出たらドレンボルトを締める
バイクの状態を水平にしたり傾けたりしながら、オイルがもう出てこないことを確認してください。水平の時に全て出たと思っていても、傾けてみるとまだかなり残っていたりします。
全て出たと思ったら、ドレンボルトを締めるのですが、この時にボルトについている「ワッシャー(ドレンワッシャー)」を新しいものに交換します。
ドレンワッシャーは、オイル交換の度に交換してください。
また、ドレンボルト周辺が作業により古いオイルで汚れていると思うので、これを「ブレーキパーツクリーナー」で吹き飛ばします。
4. 新しいオイルを入れる
ようやく新しいオイルを入れる時がきました。オイルを「オイルジョッキ」に入れます。
オイルジョッキは、じょうごがなくても、先端が細くなっているものならこぼさないで注入できると思います。
私の購入したものは使いやすく、こぼすこともありませんでした。
5. オイルの量を確認
PCX150だと、0.8リットル(800[ml])入れるらしいのですが、様々なブログを拝見していると、実際は700[ml]程度でちょうど良いみたいです。
実際、私も600[ml]入れてから、恐る恐る何度か注ぎ足し、オイルレベルゲージの基準値内に収めました。他のブログでも書かれていますが、大体700[ml]でした。
オイルレベルゲージ確認後、エンジンを入れる前に、必ずキャップを締めてください。
キャップを締め忘れるお茶目さんはいないと思いますが、キャップを締め忘れると、エンジン起動後に凄い勢いでオイルが飛び出ます。
6. エンジンを入れて数分放置
エンジンを入れて、3〜5分放置します。
その後、エンジンを停止して1〜2分ほど待ってから、再び「5. オイルの量を確認」を行います。ここでレベルゲージの基準値内に収まっていればOKです。
それからオイルレベルゲージの確認方法ですが、私が行った方法は以下の通りです。
オイルレベルゲージをキムタオルで綺麗に拭く
オイルレベルゲージを挿入する
オイルレベルゲージを取り出し、先端だけがオイルの色になっていればOK
オイルレベルゲージがオイルで濡れているかどうかは、暗いと非常にわかりづらいので、明るい照明を使うかまたは昼間にやる方が良いですね…。
終わりに
私は始めてオイル交換を行ったのですが、だいたい1時間ぐらいかかりました。次回以降はもう少し素早くできるのではないかと思います。
(追記:2回目は30分ぐらいで終わりました!)
何事も経験です!慣れれば早くなるしもっと色々やりたくなるはずです!
皆様には、是非、オイル交換を楽しみ、こだわり、バイクをより楽しんでいただければ幸いです。
今回使用した商品リストを以下に載せておきます。