日本人なら富士山に一度は登ろう!登山準備と、素晴らしき景色を紹介!
9月上旬に富士山に登ってきたので、その時の準備方法や見てきた景色を紹介します!
土曜の夜に登り始め、日曜の朝にご来光を拝んできました。
土曜の午後8時から登り始め、山頂には日曜の5時15分に到着し、6時少し前から下山を開始し、11時に五合目に戻りました。
富士山登山の準備紹介
登山の準備として必須なことは、靴と洋服の用意、飲食物の用意、当日の天気の確認、登山口までの移動方法の予約又は検索です。
私は、靴は当日に五合目のお店で買いました…。皆さんは事前にどこかのお店で買いましょうね。
できれば昔から使っている靴ではなくて新しいもの、または新しめのものを使いましょうね(6年前から使っている靴を履いていったら登山開始直前に靴底が剥がれた私が通ります)
洋服は、私は以下のmont-bellのサンダーパスジャケット(レインウェア)と、あとはランニングで使っている運動着と安いフリース上下セットで行きました。
[モンベル] アウトドア ジャケット メンズ 1128344 ロイヤルブルー/プライマリーブルー 日本 M-(日本サイズM相当)
- 発売日: 2015/01/16
- メディア: ウェア&シューズ
飲食物は、栄養価の高いものなら割となんでも良いと私は思っています。私は食べ物は以下のようなラインナップ+チョコレートにしました。
飲み物は水とポカリを買っていき、あとは途中の山小屋でアクエリアスを調達しました。
(山頂の山小屋のポカリは500mlで500円ですが、荷物を軽くする為に持参する飲み物は少なめにしました)
当日の天気は、色々なページで確認できますが、私は「てんきとくらす」というWebページで何度か確認をしました。
東京から登山口(富士スバルライン五合目)までの移動は、大きくわけて以下の3種類があります。(2017年9月現在)
新宿バスタから五合目までの直通バス利用(新宿から片道3,200円)
東京駅、または渋谷駅、または二子玉川駅等から河口湖行きバスに乗り、河口湖駅から五合目までは路線バス利用(各駅から片道2,850円(1,800円+1,050円))
私は2つ目の方法で行きました。渋谷マークシティから乗車しました。
3つ目の方法は乗り換えも多いですし疲れるので帰りは特にやめたほうが良いと思います。
1つ目の方法が乗り換えもなく一番楽で一番良いと思うのですが、みんなそう考えるので予約が埋まっており使えませんでした。
予約する場合はお早めに!!!
夜景が綺麗
夜に富士山に登る時の利点は、夜景がとても綺麗なことです。
星空はうまく撮れませんでしたが、とにかく今まで見た中で一番綺麗な星空だったことは間違いありません!
ぜひ、邪魔にならない場所で寝転がって夜空を眺めてみてください!
それから、沢山の人が登っているため、ヘッドライトが揺れる多くの光もまた不思議な光景です。
山小屋で休憩
富士山は山小屋がそこそこあり、登山客数に比べて微々たるものですが座るスペースもあります。
焦って登っても、高山病の危険があり良くないので、こういうところで少しゆっくりします。
山小屋では、SNICKERSなどのお菓子、コーヒーやスポーツドリンク、カップヌードルなどを販売しています。
8合目になるとカップヌードルが600円になります。(7合目だと500円でした。)
ただ、疲れた身体に染み渡るこの味が堪らない…!スープまで全部飲みました…!(この後、腹の調子が悪くなります…)
半端じゃない混雑
富士山はめっっっっっっちゃ混雑します。土曜の夜だからというのもあると思いますが、ここはディズニーランドか…?って感じです。
東京からわざわざ離れて自然溢れる場所に来たというのに、ここでもまた混雑に巻き込まれるのか…と少し悲しくなりますww
登山道が狭く、人が多いので、必然的に渋滞し、登山時間が想像以上にかかります。五合目で、登山時間は385分(すなわち6時間25分)と書かれていますが、それ以上かかります。
あと、八合五尺からは山小屋がないのでトイレがありません。それなのに混雑しておりなかなか頂上に着きません。八合目って凄く長いんですよ。
ご来光に間に合うか怪しい時間になってくるとみんな頑張って急いで登る(誘導員に急いで登るようにも強く促される)ので、致してしまわないようにトイレを済ませておくか、もしくは頑張ってください。
ご来光
ご来光の少し前からそわそわしてきます。
そして、いよいよご来光です。ご来光ちょうどのタイミングでなんとか山頂に辿り着けました…!
感動しました…!こんな綺麗な日の出があるのかと…!本当に来て良かったと思った瞬間です。
吉田ルート 下山道
下山道はシンプルです。シンプルですが最初は楽しめます。ちなみに落石注意です。
崖側を歩くと下の道を歩いている人に石を落としてしまう可能性があるので、必ず山側を歩くようにしましょう。
最後に
滅多にない経験、魅力的な夜景と朝日を与えてくれた富士山に感謝!
楽しかったですが、徹夜登山は非常に疲れました。もう少し旅程を考えて楽に行けると最後まで楽しめるかなと思いました。
下山は辛かった…。
以下、おまけです。富士山登山に興味が湧いたならば、読んでみると役に立つかもしれません。
おまけ 河口湖駅
河口湖駅経由で五合目に行くのであれば、事前にここで買い物をしておくと、多少は安く済みます。
近くにコンビニもあるので、好きな食べ物を選んで買っておくと良いと思います。
それから、河口湖駅内に簡易的な飲食店があります。
値段も高く、クオリティも残念ですが…。
おまけ 富士山土産 富士山ミニチュア
富士山の1/180,000サイズの富士山ミニチュアクランチチョコレートをお土産に買いました!
これ、味は普通なのですが、パッケージの裏面のメッセージが数種類あって面白かったです(笑)
おまけ 富士山はトイレ環境がつらい
当たり前ですが、山のトイレ環境は非常に悪いです。
臭い汚い狭い+お金がかかる というスーパーコンボです。
それは覚悟しておいてください。
おまけ 弾丸登山はだめ
良いことばかり書いていますが、弾丸登山は正直だめだと思いました。
弾丸登山の定義や、意見はこちらの方の記事に書かれています。
富士山を弾丸登山するの禁止?自粛すべき?もし弾丸で登る場合の注意点は? - いつも向かい風
こちらの方は弾丸登山良いじゃんと言っており、意見については私も納得出来ます。
私が「だめ」と言っているのは、下山が辛すぎて良い思い出が薄れてしまうというところにあります。
吉田ルートしか知らないので他のルートがどうかはわかりませんが、 富士山の登山道って、明るい時間だと面白くありません。
夜のうちは周りがあまり見えませんし、星空が綺麗なので良いですが、明るくなると、単調な岩が続くだけです。
最初は面白いですが、ずっと同じ景色なのですぐに飽きます。
そして、下山時はそんな単調な景色と単調なルートと、極度の疲労と眠気と戦うことになります。
私たちメンバーは、それぞれ「頭痛」「腹痛」「筋肉痛」の症状を抱えながら、ほぼ無言で下山をしました。
最後は喋る元気も無かったですね…。登山時は笑うことも多かったのに下山時は眉間にシワを寄せて歩いていました。
弾丸登山をしなければ、これが少しでも改善されるのではないか?というのが私の考えです。
ただ、山小屋に泊まってもどうせ睡眠の質は低いだろうし、同じような結末になるのではないかと思ったりもします。。。
こういった経験から、富士山は「登る山」ではなく、「見る山」なのだと私は感じました。
せっかく靴も買いましたし、他の山には登ってみたい気持ちが少しあるのですが、富士山はもう登らなくて良いかな…。
ただ、一度でもあの景色を見ることは、皆さんに強くオススメしたいです!
長い記事を読んでいただきありがとうございました!