台北駅からバスで片道90分!自然豊かな烏来(ウーライ )を楽しもう!
烏来(ウーライ、Wulai)は台湾 新北市にある小さな温泉街で、かつては秘境と言われていた土地です。
今では道が整備され、台北駅から849路線バスを使って80~90分程度で行くことができます。
台北駅の青島という場所から乗ることを勧めているブログが多いですが、私はMRT台大醫院駅前のバス停をオススメします。理由としては、場所がわかりやすく、駅から近く、そして台北駅の青島よりも手前の駅なので乗っている人が少なく、確実に座れるからです。
険しい山道を荒い運転で進むので、椅子に座れないとかなり大変です。MRT新店駅前からも849バスには乗車できますが、ここからではほぼ座れません。台大醫院駅前バス停、または台北駅青島から乗車することを強く勧めます。
それから、混むので大きな荷物(例えばキャリーバッグなど)は持っていかず、軽装で行きましょう。
烏来に到着
山道に入って30分ほどで烏来に到着します。運転が荒いので座っていても酔い止めを飲んでおくことをオススメします。
バス停からは烏来吊橋がよく見えます。
バス停から3分ほど歩くと、烏来老街(歴史ある街並み)が見えてきます。この土地ならではの食事を提供するお店が多く、どれも魅力的です。
原住民の食事(タイヤル料理)を楽しむ
烏来老街に入ってすぐにある、地球の歩き方や台北ナビでも紹介されている人気店が、「泰雅婆婆美食店」です。私は字面的にババア店と読んでいます。
ここではタイヤル族(原住民族)の方がタイヤル料理を作っています。料理はどれも素材の味を活かしており、台北で食べれる料理とはかなり違う味わいです。
メニューは中国語だけで、写真も殆ど無いので、直感を信じて注文しましょう。
竹筒飯は烏来老街にある多くのお店で提供されていました。名前の通り、竹筒に入ったご飯です。良い香りがします。月桃飯は、ちまきみたいな感じです。どちらももち米が使われていました。
山地白斬鶏は、冷製蒸し鶏のことです。これは上海などでも食べられます。烏来ではイノシシ料理が多く、「山豬」と書いてあるのがイノシシです。炒山豬肉は醤油系の味付けで、とっても美味しい料理でした。これを食べるためにまた烏来へ行きたいぐらい美味しかったです!
烏来トロッコに乗る
お腹もふくれたところで、老街を超えて先に進みます。
大きな橋を越えると、トロッコ乗り場が見えてきます。トロッコに乗ると、烏来瀑布(滝)の前まで行くことができます。
トロッコは1人50 TWD(片道)で乗車できます。自動券売機、またはチケットカウンターでチケット発券できます。
トロッコはたった11人乗り(運転手含めて12人)の小さなものですが、大きな音をたてながら坂道をガンガン進んでいきます。手や足を出すと危ない(マジで危ない)ので気をつけましょう。
ちなみにトロッコは2015年の台風被害で壊れてしまったのですが、2017年に復活。その時にデザインも新しくなり、今の可愛らしいデザインとなりました。
そんな可愛らしいトロッコに乗って5分ほどで烏来瀑布前に到着します。
このエリアまで上がってくると、川の色がエメラルドグリーンになっていて、自然の豊かさを感じます。
ケーブルカーに乗る
実は烏来の観光エリアは烏来瀑布前で終わりではありません。
ケーブルカーに乗って、烏来瀑布の上の山(いわゆる源泉の方)へと進むことができます。
ケーブルカーは1人220 TWD(往復)で乗車できます。
ケーブルカーの乗車時間は2分ほどで、すぐに到着します。
上からの景色は壮大です!烏来の街が凄〜く遠くに見えます。
ここから階段を200段ぐらい登ると、雲仙楽園というエリアに入ります。人が疎らで緑が濃く、川の流れと鳥の囁きだけが聞こえる静かな空間です。
ここでのんびりと1日過ごしたら、とても穏やかな心になりそうです。
日々の雑踏を忘れ、のんびりと過ごしていたいですね。
...但し、ケーブルカーもトロッコも17時に営業を終了してしまうのでそれまでには戻りましょう。トロッコは逃しても歩いて帰れますが、ケーブルカーを逃すと山籠りしなくてはなりません...(笑えない)
最後に
台北から簡単にアクセスできる自然豊かな観光地、烏来の紹介でした。とっても良いところでしたよ。
次回は烏来で宿泊した旅館の紹介をします!
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